イギリス編

ロンドンから日帰りで行けるブルーベル鉄道で蒸気機関車の運転席に乗せてもらっちゃいました!

今日はイギリスの保存鉄道の中でも屈指の人気を誇る、ブルーベル鉄道をご紹介したいと思います。

 写真を見てもらっても分かる通り、まさにトーマスの世界そのままの鉄道です。

そしてなんとブルーベル鉄道は、以前このブログで紹介したプーさんの故郷ハートフィールドと同じイースト・グリンステッド駅を起点としているので、一日で「トーマス」と「プーさん」の両方を回ることも可能なのです。

ブルーベル鉄道のへのアクセス 

ロンドンを出発してブルーベル鉄道に乗車するためには、まず列車でイースト・グリンステッド駅を目指します。

ロンドンは行き先によって列車の駅が異なりますが、ほとんどのイーストグリンステッド駅行きの列車は、ビクトリア駅発になります。

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ヨーロッパの鉄道ではよくあることですが、乗車券売り場の窓口にはいつも長蛇の列ができているので、余裕を持って駅に行くか、自動券売機を使って乗車券を購入することをお勧めします。

また帰りの時間を決めなくても往復チケットを買うことができるので、乗車券は必ず往復で買うようにしましょう。往復で買ったほうが断然安いです!

イーストグリンステッド駅を出ると、右方向にまがり、駅舎に沿うように進みます。

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グリンステッド駅は終点なので、駅舎に沿って曲がると、今乗ってきた電車が見えます。

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オレンジの矢印の方向へ進みます。マルで囲んだのはブルーベル鉄道への案内図です。

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線路に沿ってさらに歩いた先に、ブルーベル鉄道の入り口が見えます。

ブルーベル鉄道の停車駅

ブルーベル鉄道には4つの駅があり、その間を約35分〜50分で結んでいます。

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参考のために時刻表の画像を載せましたが、乗車する時期によって時刻表は大きく変わります。乗車の際には必ず最新の時刻表を確認してください。

最新の時刻表はこちらからどうぞ!

Timetables – The Bluebell Railway

 料金

基本的に1日券(途中下車自由)を購入して乗車します。

料金は

当日券 大人1名 19ポンド(子供半額)

オンライン前売り券 16ポンド

お得なファミリー券も人数に応じて2種類あります。

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チケットは昔懐かしい硬い紙製で、改札を通る時パチンとハサミが入ります。

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ブルーベル鉄道で機関車に乗車

切符を買って客車に乗車します。 

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革のバンドを引いて開けます。

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レトロな車内。一番前がガラス張りになっているので、機関車を後ろから鑑賞することができます。

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先頭に行くと、こんな感じ。

時おり汽笛を鳴らしながら走ります。

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美しい車窓です。草原の緑が輝いています。

シェフィールド・パーク駅で感動体験!

シェフィールド・パーク駅がとても面白いです。ただ駅舎が面白いというよりも、機関車の折り返しのための出発準備が楽しすぎて、目が離せないのです。

これはホースを機関車に差し込んで、水を補充しています。

蒸気機関車なので、走るためには当然ながら水が必要なんですね。

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次は石炭を補充です。

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一通りの補充が終わると、機関車は客車を切り離して機関車の部分だけで前方に走り出します。

向こうの方まで行ったと思ったら、線路のポイントが切り替わり、隣の線路を通って機関車が戻ってきます。

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すぐ前を先頭の機関車だけが通過します。

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するとまた向こうの先でポイントが切り替わり、機関車がバックで戻ってきます。

 慎重に近づきます。

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機関車が止まり、機関士さんが線路に降りていきます。

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行きは最後尾だった客車に機関車をつなぎ、今度はこちらが先頭車両になります。

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つながりました。

この一連の作業を食いついて見ていたのは、1組の親子連れと私だけだったのですが、連結終了後、男の子は機関士さんに招かれ蒸気機関車の中へ!

「いいな〜。でも私は子供じゃないし無理だよな。」とちょっと控えめに見ていると、

機関士さんから「入っていいよ」の声かけが!

「ひゃー嬉しい!」本物の蒸気機関車の運転席に乗れるなんて!!

実際に火が燃えている、蒸気機関車に乗車です。

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すごい!アナログでかっこいい!

機関士さんから「熱いから気をつけてね」と言われました。

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火が轟々と燃えています。映画でしか見たことがない光景ですね。

蒸気機関車に乗車できるだけでも嬉しかったのに、 まさかこんな体験ができるなんて!大感激です。

駅舎にも見どころがたくさん

シェフィールド・パーク駅にはレストランや小さな鉄道博物館があります。

売店にはお土産物やおもちゃが売られていました。

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ホームにはちょっとした売店も。

橋を渡って反対側のホームに行くと、小さな鉄道博物館があります。

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昔の鉄道グッズや鉄道模型が展示されていました。

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小物も様になっています。

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帰りは行きと同じ車両に乗ることにしました。

つまり最後尾の車両です。

行きは蒸気機関車を眺めていた窓が、帰りは景色を眺めるのにぴったりの窓に変身です。

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イースト・グリンステッド駅に戻った後は、駅前のバス停からプーさんの故郷であるハートフィールドを目指すことにしましょう。

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