今日から本格的に台南観光&現代アートの旅が始まります。
ホテルは林百貨店の目の前。

街に一歩繰り出すと、そこには古都らしい台南の景色が広がっていました。

まず向かったのは台南のランドマーク的存在の赤崁楼(せきかんろう)。でもその前に、近くに現代アート色強めのストリートを発見。

宇宙感たっぷりの壁画や、リアルな魚の骨格標本のような干物のようなオブジェ?

工事現場の塀に入ろうとする少年に、壁に転写されたレトロな結婚式の集合写真。

予想していないこんな現代アートとの出会いも楽しいよね、と思いつつ赤崁楼に到着。しかし・・・
なんと赤崁楼は大規模工事中。外観はほとんど覆われていて、エントランスも数人の方が補修の作業中でした。

こんな感じだけど一応入場はできるということで、チケットを買い中に入りました。庭は歩けましたが、建物は案の定どこもかしこも工事中。ただ赤崁楼の内部には入ることができました。
工事中の塀に描かれたいろんな偉人?神様?の絵が興味深かったけど、元ネタを知らないのでちょっと残念。

中に入ると、筆を持って踊るファンキーな仏像が!足元には雲間から見え隠れする龍の顔?どうもこれは只者ではない、ご利益のありそうな予感がします。

ここでは木片を投げて占いができるらしく、お賽銭をして早速チャレンジしました。木片がそれぞれ違う面(表裏、裏表)が出ると良いみたいです。
結果は・・・木片は表裏でした。

お下がりなのか、景品なのか、ご祈祷済みのご利益のある筆記具なのかよくわからなかったけど、ペンらしきものをいただきました。するとこれがロケット鉛筆。懐かしい〜。このほっこり温かい記憶が蘇った時点ですでにご利益ありですね。
赤崁楼を後にして、次はすぐ前にある祀典武廊へ。

ここでは参拝の方がたくさんのお線香を手に廊内の拝殿を回られていたので、私たちも見よう見まねで、ちょっと多めのお賽銭をして、拝殿の数のお線香をいただきました。

「これって合ってる?」という思いがよぎったものの、礼節を持ってお参りすれば万事良しという楽観主義的思考で乗り切ることにしました。
祀典武廊で1番有名なのは、月下老人(月老公)を祀った拝殿のようで、ここには良縁を願う人が多く訪れているようでした。

唐の時代の故事に、月下老人が持っていた赤い縄で男女の足を結ぶと、どんな間柄でも必ず結ばれるというものがあり、月下老人は縁結びの神様として知られているそうですよ。
結局改修中の拝殿があったりで、お線香は最後、中央の1番大きな拝殿にお供えしました。
さてここからは今回の旅のメインテーマである美術館巡りの1つ目である「台南市美術館1号館」を目指して歩き始めました。

こうなると美術館に向かう道で出会う色とりどりのデコレーションもアートに感じられるから素敵!

お寺の前の楽器演奏はまるでアートパフォーマンス。太鼓を叩くおじさんにアイコンタクトで了承をもらい、写真をパチリと撮らせてもらいました。
