カンボジア・タイ編

バンコクで何する?まずは全長43mの涅槃像を見にいく。

こんにちはしーちゃんです。バンコクに来たらまずはここでしょ〜と、巨大な涅槃仏を見にワットポーへ行くことにしました。

入場券は現金のみ。シェムリアップもそうでしたが、バンコクもまだまだ現金オンリーのところが多くて、ちょっとめんどくさい。しかし日本でも、公共の美術館がまだ現金のみのところもあるので、よその国のことは言えないけどね。

ワットポーは、アユタヤ王朝の末期にラーマ1世によって建てらた寺院で、タイ古式マッサージの総本山としても有名だそうです。タイルがめちゃくちゃ可愛いです。

例の涅槃仏は大きな礼拝堂の中にいらっしゃるようで、建物の前には長い行列ができていました。でも行列は意外とサクサク進み、靴を脱いで建物の中へ。

ちなみに涅槃仏は、お釈迦様が亡くなる(入滅する)ときの様子を表現しているそうです。

ここで「入滅とは?」と気になり、調べたところ、「私を私たらしめていたすべての因縁が滅したということ」であり、仏教では、「死とは、岸辺に打ち上げられた波が深くて広くて果てしない大海に帰っていくように、静かな本来の世界に帰っていくこと」なのだそうです。

死生観は宗教によってさまざまですね。未曾有の情報化が進みつつある今、いろんなことが明らかになっていくけど、「死」はまだまだ謎が多い分野。あるいは実は非常にシンプルなものなのか・・・人々の宗教観が今後どのように変わっていくのか、それとも変わらないのか。世界中の宗教施設に訪れるたび、考えさせられます。

さて涅槃像は、全長43m、高さ15m。礼拝堂の中では、この仏像の周りをぐるっと回って拝観します。まさに「百分は一見にしかず」。想像以上にに見応えがありました。

実はバックパックを最寄駅のコインロッカーに預けるつもりが、駅員さんに聞いても見つけられず(後から一時預かり所ならあったことが判明)、ずっと背負っていて疲れてきたので、とりあえず荷物を置きに、ホテルのチェックインに向かうことにしました。

ホテルは郊外の地下鉄で行けるところに取ったのですが、実はバンコクはタクシー代がすごく安いので、結局タクシーを多用することになりました。これなら地下鉄駅の徒歩圏内にこだわらず、距離的に繁華街に近いところにすればよかったと後悔。今後のための勉強になりました。

荷物を置いて身軽になったので、今日の後半戦はバンコクの街中に繰り出すことにしました。

目的の一つ目はバンコクならではの打楽器を買うこと。もう一つはタイ料理にありつくこと!

ネットで検索したところ、セントラルワールドプラザの中に楽器店があるということなので、地下鉄で向かうことにしました。セントラルワールドプラザは、バンコクを代表するショッピングモールということなので、現在のバンコクの隆盛を知る上でピッタリの場所かもしれません。

地下鉄サイアム駅を降りて高架通路を歩いていると、おしゃれなビルがぐるっと取り囲んでいます。そして何やら下の方から、打楽器の演奏が聞こえてくるではないですか。これはさっそく向かわなければ!

そこにあったのはまさに異世界ワールド!世界とワールドがかぶってる(笑)。日本で言うと、ヒルズやミッドタウンのような高級ショッピングビルの前の広場に、お花でいっぱいの祭壇が作られ、次々と訪れる参拝者は、お花を購入しお供えしていました。若い人たちもたくさんいて、タイが信仰の厚い国だとここでも感じることができました。

広場の奥では、タイの伝統音楽に合わせて踊るタイ舞踏も見ることができました。実はこれはエンターテイメントではなく、れっきとした宗教儀式で、神社のお祓いのような感じでした。参拝者は広場中央の祭壇に向かうので、正面に向いて座り、ご祈祷していました、

タイ舞踏の印象的な金色の冠は、仏塔をイメージしているそうです。

実は、タイ音楽と舞踏を観に行こうかと調べていたのですが、ここでしっかり堪能できたのですラッキーでした。

実はセントラルワールドプラザはこの広場の斜め前なので、もう一度高架に上がって交差点を渡ることにしたところ、眼下に広がるこの光景!まさに新興国バンコクのエネルギーを肌で感じることができました。

そういえば今日はクリスマス。セントラルワールドプラザの前はクリスマスイベントということもあり、ポケモン一色。それは日本のポケモンがみんなこっちに来ちゃったのでは、と心配になるくらいの盛り上がりでした。

さて肝心のセントラルワールドプラザの中の楽器店ですが、やはり品揃えはギターなどの一般的なものばかりで、残念ながら伝統楽器はありませんでした。

ということで、ここから夜のバンコク散歩へ。

どこも人がいっぱいで怖い感じはしなかったので、美味しそうなレストランを求めて、てくてく1時間ほど歩き回りました。

バンコクの繁華街は、スカイトレインや地下鉄の駅が、歩いていると次々現れるので、人通りが絶えず賑やかでした。良さげなお店!と思うとインド街でインド料理店が並んでいたり、ひたすらマッサージ店が並んでいたりと、楽しいお散歩タイムでした。

で、今日の夕食はこちらで。

入りやすそうだけど、素朴な街のレストラン感もあってなかなか良い。

辛いものがそんなに得意ではない私は、パッタイとシンハービールで「いただきまーす」。

ほぼ無計画のバンコク旅。明日は何をしようかな?

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