今日は、今回のイタリア旅行での大きな楽しみだったチンクエテッレ訪問です。
なぜか海外でのみトレッキング好きの私は、チンクエテッレのトレッキングコースを歩くことにしました。5つの村を結ぶ4つのコースのうち、いくつのコースを歩けるかな〜なんて、出発前は呑気に考えていました。

まずはジェノバからラ・スペッツィア行きのフィレッチャビアンカに乗って一番最初の村リオマッジョーレ駅に到着しました。
ここで大失敗!本来なら、駅からリオマッジョーレの村まで約1分の長いトンネルを歩いて、村の中心部である港のエリアに着くのですが、それをすっ飛ばして駅からトレッキングコースに向かってしまったのです。これをリオマッジョーレ訪問とカウントしても良いものかどうか・・・

その上、ほとんどの人は「愛の小道」と呼ばれる約30分で隣のマナローラまで歩けるコースを行くのですが、トレッキングコースを歩く気満々の私は、ほとんどの人が歩かない昔ながらのコースを選択。
最初の方こそ、素敵なコースと浮かれていました。

しかし次第に延々と続く険しい登りと、8月の暑さに疲れ果て、ただ時折眼下に見える美しい海に癒されるという、まさに飴と鞭のコースに翻弄されることに。


なんでもこのリオマッジョーレ〜マナローラは無料で歩ける、つまり全く整備されていない、一番高低差がある難関コースだったのです。

ここどう歩くの?というところもあり、マナローラに着いた時には、「よくやった私!」と自分を褒めました。


でも今となっては良い思い出ですね。
しかしマナローラは本当に美しくて、疲れも吹き飛ぶほど感動しました。

さて次のマナローラ〜コルリニアはおとなしく電車に乗ることにしました。

コルリニアの村は唯一海に面していない村で、駅を降りて階段を登って向かいます。前情報では、階段がきついとかありましたが、リオマッジョーレ村からマナローラまでの険しい山越え(?)をした私にとっては、ほとんど散歩コースのような感覚で登れました(笑)。


コルリニアは本当に可愛い村で、小さな教会の前の広場でおしゃべりする人や、村のスーパーの明るいおばさんなど、いつかゆっくり、この村だけを目指して訪れたくなりました。


本当はこんな素敵な場所でランチをしたかったのですが、ここからが整備された有料のチンクエテッレハイキングのスタート。ワインを飲んで歩く自信がなかったので諦めました。

コルリニアの村を抜けたところに、ハイキングルート入場のための小屋がありました。ここで入場料を支払い、コルリニア〜ヴェルナッツァのハイキングのスタートです。

こっちのハイキングロードは、リオマッジョーレの急峻な悪路とは違い、快適で歩きやすい!基本的に柵付きで道は手入れがされていました。

しかし喉元過ぎればなんとやらで、すでにあのワイルドなトレッキングコースを懐かしむ私もいるのが不思議です。

途中にはおしゃれなカフェもありました。もしかしてバーかも。

そしてこのルートの大トリはヴェルナッツァの村を見下ろすこの景観です。

海に突き出た小さな村の建物一つ一つが完璧な美しさでひしめき合っていました。
これは噂に違わぬ素晴らしい景色でした。
ここからはトレッキングルートを外れ、ヴェルナッツァの村の中に入っていきました。

トレッキングルートから見えた崖側の反対は小さなビーチになっていて、海水浴や浜辺で日焼けを楽しむ人がいました。

ここでジェラードを食べて、最後は電車に乗って、いよいよ次は最後の村モンテロッソです。
モンテロッソはまさにビーチリゾート&海水浴の村。長いビーチにたくさんのパラソルが並んで、海水浴を楽しむ人で賑わっていました。

今まで巡ってきた小さな村とは明らかな雰囲気の異なる感じで、村というより街と呼びたくなるような場所でした。

ここまでアルコールを我慢してきたのも、ここで飲む一杯のため。やはりここはビールでしょうと、モレッティビールで5つの村を制覇?の祝杯をあげました。

チンクエテッレは、行く前はザ・観光地というイメージを持っていましたが、実際に訪れてみると、イタリアらしい小さな村がそこにありました。それぞれの村にその村らしい特徴があって、また訪れたい気持ちになりました。
帰りのモンテロッソからジェノバまでへは普通電車に乗ったのですが、自動券売機はまさかのsold out!?どうも遅延が原因で販売数が一定数を超えたようです。
しかし窓口に並ぶと、係の女性の方が隣の人と相談して、一番早い電車のチケットを発券してくれました。いかにも観光客だったので融通を利かせてくれたのかもしれません。

混んでる電車でしたが、無事座ることができ、ジェノバに帰りつきました。
今夜も生ハムやジェノベーゼソースとトロフィエの生パスタを調達しおうち飯です。ワインはチンクエテッレのラベルが可愛い赤。

本当に楽しい一日をのんびりと締めくくることができました。





