美術館・美術展

瀬戸内のアート旅は芸術祭以外も楽しい 直島で海と太陽とアート作品を歩いて感じる!! 

瀬戸内アート旅の1日目、天気予報を見て、急きょ予定を変更して直島へ行くことにしました。
おかげで、太陽いっぱいの直島を満喫です!

1日目の前半はこちら

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「きんざ」を鑑賞し、「農協前」のバス停からから町営バスに乗り、ベネッセアートサイトに向かいます。町営バスは1回乗車につき100円です。

ベネッセアートサイトを歩こう

町営バス終点の停留所「つつじ荘」から、ベネッセアートサイト内にある3つの美術館「地中美術館」「李禹煥美術館」「ベネッセハウスミュージアム」には、場内シャトルバスで向かうことができます。

しかしオススメしたいのは、行きか帰りのどちらか一方を歩くということ。

直島の海岸沿いの美しい風景を堪能しながら、数々のアート作品を楽しむことができます。

もし時間がない場合は、「つつじ荘」から一番近くにある美術館「ベネッセハウスミュージアム」間だけでも歩くと良いですね。ここまでにほとんどの作品が展示されています。

ではさっそく歩くことにしましょう。

「つつじ荘」から「李禹煥美術館」まで歩く

「つつじ荘」のバス停を降りて歩き始めると、すぐに目に入るのが、草間弥生の「南瓜」です。

黄色いかぼちゃの方ですね。

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こちらは海に突き出た桟橋のようなところに展示されているので、美しい海とのコントラストが本当に素晴らしいです。

宮浦港にある「赤かぼちゃ」と双璧をなす直島アートの象徴的作品ですね。

そこからちょっと歩くと「ベネッセハウスショップ」という素敵なお土産ショップがあります。

その前の広場に、ニキ・ド・サンファールの作品を中心としたアート作品がたくさん展示されています。

ニキの作品は、カラフルな色合いとボリュームのある曲線、ユニークな表情がとても可愛いですね。一部の作品を紹介すると、

「猫」

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「像」

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「らくだ」f:id:zoochan:20180318174417j:image

こちらだけ、カレル・アペルの作品で「かえると猫」です。

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ショップの入り口の前には、ニキの作品「腰掛」があります。

「作品に手を触れないでください」の注意書きがないので、ここに座って記念撮影をする人の姿もあります。

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そこからしばらく歩くと、左手に謎の物体が・・・

ジョージ・リッキー「三枚の正方形」

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大きくて重そうな作品ですが、触ると大きくゆらりと傾く不思議な作品でした。

この作品から、海岸の方に降りていくような形で、作品が展示されています。

最初に出てくるのが。ウォルター・デ・マリアの「見えて/見えず 知って/知れず」

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さらに降りて、海のすぐ近くの砂浜に展示されているのが、

大竹伸朗「シップヤード・ワークス 船尾と穴」

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天気の良い日は影が作品の一つになって素敵。

その隣には、

大竹伸朗「シップヤード・ワークス 切断された船首」

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次の場所。これは作品ではないと思いますが、海に突き出た長い浮き橋を歩きます。とても気持ち良い〜。

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いったん上の道に戻って少し歩くと、次の作品の案内が、

蔡國強「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」です。

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そしてこの先に「ベネッセハウスミュージアム」があります。

ここで歩くのをやめて、場内シャトルバスに乗っても良いのですが、

もう少し歩くと、こんなに素敵な景色が見れます。

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ここまできたら「李禹煥美術館」はすぐです。

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美術館の前も李禹煥によるアートが作品展示されています。

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今日はこの辺りでそろそろタイムアップです。

じつは明後日に直島に再訪し、美術館と家プロジェクトを回る予定です。しかし明後日の天気は雨の予定なので、屋外のアートだけでも太陽の下で見ておこうと、今日も直島に来ることにしたのです。

一人旅&自由旅の良いところは、こんな風に予定を柔軟に変えられるところにありますね。

李禹煥美術館」から場内シャトルバス、町営バスと乗り継いて宮浦港に戻ります。

ここから一旦宇野港(岡山)に戻り、そこから豊島の家浦港に向かいます。

豊島の家浦港に到着すると、こんなにきれいな夕日が待っていてくれました。

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今日はゲストハウス「mamma」に宿泊し、明日は犬島、豊島のアートめぐりです。

犬島では柳幸典のある作品に再会する予定。楽しみだな。