美術館・美術展

越後妻有 大地の芸術祭 2022 公共交通機関を使った回り方

こんにちはしーちゃんです。つい先日越後妻有の「大地の芸術祭」に行ってきました。今回私は初訪問でレンタカーを使って回ったのですが、振り返ってみると、そのうちのいくつかは公共交通機関を使っても回れることに気づきました。そして公共交通機関で回れないものだけ、半日のオフィシャルツアーを使うといった方法も良いと思いました。

リピーターの方にとっては、その使い分けは当たり前のことかもしれませんが、ここでは「大地の芸術祭」の初心者の方に向けて、公共交通機関で回れるエリアや展示作品の紹介を行いたいと思います。「車が運転できない」という理由で「大地の芸術祭」への訪問を躊躇している方への参考になればと思います。

越後湯沢駅から清津峡渓谷、越後妻有清津倉庫美術館[S0K0]へバスで行く

清津峡渓谷美術館へのアクセスは、サイトによると「清津峡入り口」のバス停から徒歩30分となっていますが、「大地の芸術祭」の会期中の8月5日(金)〜28日(日)と10月1日(土)〜11月13日(日)は臨時バスが出て、「清津峡渓谷」という清津峡入り口近くのバス停までいくことができます。

このバス停の図は「南越後観光バス株式会社」のHP(清津峡行き臨時バス運行2022)から引用しました。
通常時は越後湯沢〜森宮野線の定期便だけの運行になりますが、会期中の下記の期間は臨時直通便がかなり増便されます。
ただし期間・曜日によって運行時間が異なりますので、予めよく確認してご利用ください。

*8月29日〜9月30日は臨時バスがないので気をつけてください。

清津峡トンネルの作品を鑑賞した後は、そのまま越後湯沢に帰らずに、ぜひ清津峡倉庫美術館[SoKo]に行ってください。徒歩で約28分となっていますが、平坦な道なので、比較的楽に歩けます。

ちなみに清津倉庫美術館からの帰りは「清津峡入り口」停留所か、「清津峡入り口万年橋」の停留所から越後湯沢まで帰れます。バスの時間をしっかり確認してご利用ください。

越後湯沢駅からほくほく線で「十日市駅」に行き、越後妻有里山現代美術館 MonETに行く

越後湯沢駅から北越急行ほくほく線で約30分、十日市駅に着きます。時刻表を下に貼り付けておきますね。

https://hokuhoku.co.jp/pdf/jikoku/jikoku20220312.pdf

十日市駅から徒歩10分のところに、越後妻有里山現代美術館 MonETがあります。MonETはまさに大地の芸術祭の拠点ともいえる美術館です。ここには、名和晃平、中谷ミチコ、目、カバコフなどの作品があります。また中谷芙二子さんの霧の彫刻「霧神楽」も見逃せませんね。

越後湯沢駅からほくほく線で「まつだい駅」に行き、まつだい農舞台、松代城、城山(屋外)をめぐる

越後湯沢駅から北越急行ほくほく線で約40分、まつだい駅に着きます。十日町からは1駅です。

まつだい駅のホームから、農舞台の屋外展示の草間弥生の作品が見えます。農舞台をはじめとする、まつだい「農舞台」フィールドミュージアムは、歩いてたくさんの屋外展示を楽しめる魅力的なエリアです。このエリアの詳しい内容については、ホームページを貼り付けておきますね。

https://matsudai-nohbutai-fieldmuseum.jp/

もっといろいろなエリアを楽しみたい方に

これ以外にももっと様々な作品を楽しみたい方におすすめなのが、「半日でエリアをめぐるセレクトバスツアー」です。A〜Gコースがあります。ガイドなしの半日ツアーで、徒歩や公共交通機関ではなかなか行きづらい作品を中心に、人気の旧作もめぐります。

十日町駅西口案内所(十日町市総合観光案内所)、まつだい駅案内所(松代・松之山温泉観光案内所)、津南案内所(苗場酒造敷地内)の3か所を起点に運行しています。詳しいことは以下のホームページを参考にしてください。

https://www.echigo-tsumari.jp/visit/tour_selectbus/

公共交通機関とセレクトバスツアーの組み合わせるのがおすすめ

個人的におすすめなのが、公共交通機関で行けるところは自分で回って、セレクトバスツアーで自力で回れないところへ行く方法です。

でも首都圏からの日帰りや1泊2日の旅なら、公共交通機関で回れるところだけでも十分楽しめると思います。もし時間が余るようなら、越後湯沢駅から徒歩8分で行ける湯沢高原のロープウェイに乗って、山頂からのパノラマを楽しむのも良いかもしれませんね。夏は緑の高原、秋は紅葉が楽しめるようです。