東欧縦断の旅

約1ヶ月の旅の最後は、エーゲ海を見ながらビールで乾杯!

こんにちはしーちゃんです。今日もアテネの遺跡観光からスタートです。まずはハドリアヌスの図書館へ。

ここはローマ皇帝ハドリアヌスが132年に建設した図書館と神殿です。

遺跡内を普通に歩き回れるので、映え写真を撮っているグループも。日本人にとってはちょっと恥ずかしいけど、みんなモデルになりきりポーズを作るのが上手いんですよねー。

さて次は古代アゴラです。アゴラというのは「人が集まる場所」という意味のようですが、ここには市場や劇場などが建てられ、まさに人々が集う場所だったようです。

看板には「the birthplace of democracy(民主主義誕生の地)」の文字が。

古代に思いを馳せながらアゴラを散策・・・といきたかったのですが、なんせ8月のアテネは暑すぎて、日陰から出たくなーいモードになってしまいました。

そそくさと古代アゴラを後にし、近くにあるレストランが並ぶエリアへ向かいました。

ここでは本日のおすすめリストの中から、イワシのトマトソース煮をオーダーしました。暑い中を歩き回った後に飲むビールとシーフード料理。美味しかったです。 

さてこの後私には行かなければならない場所があったのです。昨日買うかどうか決めることができずに、一旦保留にしていたダラブッカを買う決心がついたのです。

店頭では160ユーロと書かれていましたが、昨日130ユーロにしてくれる約束をしていました。日本円にして約20,000円で、世界一美しいパーカッションのダラブッカを買えるなんて。買わずに帰ると、きっとめちゃくちゃ後悔しそうですもんね。

ありがとう。大切にしますね。

この後ダラブッカを置きにいったんホテルに帰り、ホテルで少しゆっくりしました。

そしてこの旅の最後の夜を過ごす場所を求めて、わずかな情報を頼りにエーゲ海を目指すことにしました。

多分こういう、あるかないかわからない場所に冒険のように出かけられることこそが、一人旅の醍醐味だと思うのです。

アテネの中心地シンタグマからドラムに乗り、まずはEdamを目指します。実はここにもビーチがあって、多くの人がこの停留所で降りてビーチへ向かいました。しかし私が目指すのはこの先にあるKaramakiにあるビーチです。実はEdamを過ぎると海岸沿いを離れ、次の駅が終点だったため少し焦りましたが、その駅から別路線が出ていることを知り一安心。無事Karamakiのビーチに着いたのでした。

到着したエーゲ海のビーチは想像の何倍も素敵で、まさに旅の最後を締めくくるのにぴったりの場所でした。

まずは長旅の疲れを癒すべくビールで乾杯。

約1ヶ月前のリヒテンシュタインから始まり、ドイツ、ポーランド、スロバキア、ハンガリー、クロアチア、スロベニア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、マルタ共和国そしてギリシャ。12ヶ国を巡る旅もいよいよ終わりを迎えようとしています。

エーゲ海に沈む、とはいきませんでしたが、綺麗なビーチと夕陽を眺めました。

実はアドリア海のドゥブロブニグ、地中海のマルタ島、そしてここエーゲ海のアテネと、それぞれの場所で美しい夕陽を見ることができました。

さていよいよこの旅も終わりです。

無事元気になってこの旅を終えられることに感謝です。そしていつも気持ちよく送り出してくれる家族にも最大級の感謝。

成田空港に到着。迎えてくれたスーパーマリオにただいまー。

そしてツギのタビに向けて、また準備が始まるのです。

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