東欧縦断の旅

モンテネグロの世界遺産の街コトルへ ドキドキのバス(陸路)での入国審査

こんにちは、しーちゃんです。今日も朝から快晴です。

ドブロブニクの2日目ですが、今日もまだ旧市街に行きません。バスでモンテネグロの世界遺産の街コトルまでの日帰り旅です。アドリア海沿いに南下してコトルを目指します。これで今回の旅8カ国目、訪問国は36カ国目になりました。

コトルに行くには、自分でバスを予約して行く方法と、ベルトラツアーを申し込んで、他の街もいくつか一緒に回る方法がありました。

どちらにするか悩みましたが、コトルでのんびり過ごしたかったので、この旅で何度もお世話になっているFLIX BUSを予約して、自力で行くことにしました。

宿からバスターミナルまでは歩いて15分。出発15分前に到着しました。さてここから自分の乗るバスを見つけなければなりません。

いつもの緑の車体、FLIX BUSは見当たらず、代わりに車体に「KOTOL」と書かれた白いバスバスが。ちょうど運転手さんがいたのでチケットを見せたところ、これだと言われ、安心して待っていると、隣にFLIX BUSが滑り込んできました。

一瞬、どっち?となりましたが、やはりコトル行きのバスで合っていました。FLIX BUSで予約しても、違う塗装のバスということもあるみたいです。共同運行便的な感じですね。

バスは右側に座りました。アドリア海の海岸線の景色を楽しむためです。出発した途端、眼下にはドゥブロブニグの旧市街が広がりました。美しい!!

ここからのんびりバス旅!と悠長に構えていると、何やらバスが止まりしばらく動きまぜん。故障?どこかで事故?

と思っていましたが、国境のパスポートコントロールでした。

シェンゲンエリア内は入国審査がなくなったので、陸路でのパスポートコントロールはもしかしたら初めてかも!

手順はこうです。まずバスがパスポートコントロールの前で止まり、運転手さんから一人一人バスからパスポートを持って降りていくように指示されます。

車線に対して窓口は一つで、2、3人が列に並んで、パスポートを窓口に提出します。なぜか空港の入国審査より緊張感が漂います。窓口ではパスポートを機械に通して顔のチェック、あとはスタンプを押して返してくれました。

これをクロアチア出国で行い、少しバスで進み、モンテネグロ入国と計2回行いました。

パスポートのスタンプに、飛行機ではなくて自動車のマーク。レア感があって嬉しいですね。

そこからはしばらく海岸沿いを走り、モンテネグロの世界遺産の街コトルに到着しました。

モンテネグロは残念ながら楽天モバイルはネットワークの接続不可。この旅ではすっかりGoogle先生のお世話になりっぱなしでしたが、ここからは従来通りのオフライン旅で行くことになりました。まずはバスターミナルの場所など、帰り道のことも考えて移動することにしました。

とりあえず海の方に向かって歩いていくと、洞窟のようなおしゃれで小さなインフォメーションがあり、そこで地図を手に入れることができました。これで一安心!

旧市街はとても美しく、歩いているだけで楽しくなりました。それもそのはずコトルは15世紀から18世紀まで4世紀にわたってベネチア共和国の支配下にあったのです。当時のベネチア様式が今もコトルの街のあちこちから感じられます。

世界遺産に登録されているのも納得です。

美しい旧市街をのんびり歩いて、美味しいランチを食べてゆっくり過ごすつもりだった私に、頭上から魅力的なお誘いが・・・

山の中腹に城跡と教会らしき建物が。しかしこれはかなり登る必要がありそうです。どうする私?

にほんブログ村への挑戦を始めました。クリックしてくれると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ シニア世界一周へ
にほんブログ村