東欧縦断の旅

世界遺産の街コトルを山の上から見下ろす。大変だったけど素敵な景色に出会えました。

こんにちは、しーちゃんです。今日もコトル編の続きです。

コトルの旧市街でのんびりするつもりが、山の中腹に城跡と教会らしき建物を発見。しかしこれはかなり登る必要がありそうです。どうする私?

いや、今後、こういう体験こそだんだんできなくなる。なんていったって還暦越えですからね〜。

そうなると即行動。まずはインフォメーションに向かい、登るためのルートを聞きました。

時間は往復1時間40分くらい。ふむふむ。これなら降りてからランチにビール、帰りのバスの中では寝ながらドブロブニクに帰れる!

次にトイレ。いい感じのホテルのカフェにエスプレッソ・マシーンを発見。よし!エスプレッソを飲んで気合いを入れて、トイレも借りよう。

さっそく入店してカウンターでエスプレッソをオーダーすると、「お席に座りますか?」

「あっこれ、イタリア式のやつだ!」

イタリアのカフェでは、みんな立ったままエスプレッソをぐいっと飲んで、さっと立ち去ります。ここで椅子に座ってしまうと、別料金がかかるのです。ここではもちろん「いりません」と答えて.エスプレッソをぐいっ。これがイタリアンっぽいんですよね〜。

トイレは店員さんからナンバーを聞き、入力して鍵を開けるタイプ。これ去年東京にも採用されているのを体験して「トイレ天国の日本にも変化あり?」とちょっと衝撃を受けたことを思い出しました。

さてトイレも済ませたし、ここからプチ登山です。

山への入り口で8ユーロ払い、いよいよ登り始めます。少し登っただけで、旧市街を見下ろすこの美しい景色。やっぱり登ると決めて良かった〜。

夏休みということもあり、山道は少し混雑していました。右の階段は一人用。下りの人がいない時は登って行けるのですが、降りてくる人がいる時は階段を譲り、登りの人は左側の岩がゴツゴツした道の方を歩きます。これが結構足場が悪くて歩きにくかったなぁ。

止まっては写真を取りながらで、結局1時間かかって登りました。山の上では城跡とともに、最高の景色が出迎えてくれました。

山の向こう側にも城壁が続いてます。コトルが鉄壁の要塞だった歴史が偲ばれます。

ところでモンテネグロは「モンテ(山)」「ネグロ(黒い)」というイタリア語が語源らしいです。いかがですか?ちょっと山が黒い(灰色?)ですよね。

さて山の上も堪能したし、そろそろ下ることにしましょう。下りはこんな感じです。ちょっと急ですが降りる時は階段を使えるので、あんがい楽チンでした。

降りてきたらもう3時近くで、バスの時間まであと1時間ちょっと。少しのんびりし過ぎました。お腹が空いたので、どこかで 何か食べることにしましょう。でももう夕食が近いのでガッツリランチはやめて、ここは軽めのランチに!

カプレーゼとモンテネグロのビールで、さっぱりランチにしておきましょう。しかしこのあと「さっぱりランチ」の選択を後悔する事態が待っていようとは・・・

思った以上に料理がサーブされるのが遅くて、結局バスターミナルまで走ることに!

いくつになっても優雅な一人旅とは程遠いなぁ。でも私らしいと言えば私らしいのかも。

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