ベルトラの「デリー発 ゴールデントライアングル3泊4日の旅」もいよいよ最終日。4日目の朝はいつも通り、ホテルのバイキング朝食から始まりました。

今日はまずアグラからデリーへと向かいます。途中、いつものようにトイレ休憩を兼ねたチャイタイム。お兄さんが大きな鍋からカップにチャイを注いでくれます。

この日は初めて、チャイを飲んだ後の素焼きのカップを専用の場所に捨てる体験をしました。

 ガイドのシュウさんは勢いよく投げ入れ、カップは粉々に。「そんなに強く投げるの?」と驚きましたが、実はそれが正式な捨て方なのだそうです。

砕かれたカップは土へと還り、再び新しい素焼きのカップの原料として生まれ変わります。環境にも優しい、昔ながらの知恵のようです。

タージ・マハルのルーツ「フマユーン廟」へ

デリーに到着して訪れたのが、世界遺産のフマユーン廟。

この建物は16世紀に造られたインド初の本格的な皇帝廟で、「タージ・マハルのモデルになった建築」ともいわれています。

左右対称に造られた美しい庭園、そして中央を流れる水路、白い大理石のドーム、完全な左右対称の設計など、様々な部分で後のタージ・マハルに受け継がれています。

まさに、タージ・マハルの「原点」を見ているような気持ちになりました。

建物の内部には、棺が一つだけ置かれた部屋と、三つ並んだ部屋がありました。

中央の最も大きな部屋に置かれている棺が、このフマユーン廟の主、第2代ムガル皇帝フマユーンの棺です。しかし実際の遺体は、その真下の地下墓室に安置されているそうです。

また三つ並んでいる棺は、王族の家族のものだということです。フマユーン廟には皇帝だけでなく、皇妃や王子、後の皇帝たちなど100人以上のムガル王族が埋葬されているそうですよ。

裏のテラスでは大きなイーグルに遭遇。悠々と飛ぶ姿も見ることができ、ラッキーでした。ガイドのシュウさんがイーグルの動画をSNSにアップしたところ、すぐにたくさんの「いいね」がつき、シュウさんも喜んでいました。

建物の一角にある半球形の小さなドームが気になり尋ねたところ、これはペルシャ建築の影響を受けたものだと教えてもらいました。

遠くから見るとキラキラと光っていて、一瞬これも宝石?と思いましたが、これは青いタイルで覆われているということでした。

ここからレストランへ向かう途中、車窓からインド門を見ることができました。本来は観光ルートに組み込まれている場所ですが、私たちの帰国便は18時発。今回は時間の都合で車窓から眺めるだけとなりました。

政府機関や大使館が建ち並ぶエリアを走っていると、ひときわ目を引くオレンジ色の列車が見えてきました。

これは、インドが開発した国産の高速列車だそうです。近年のインドは経済成長とともに鉄道インフラの整備も急速に進んでいるようです。

途中シュウさんから「ランチはインド料理と中華料理、どちらにしますか?」と聞かれました。毎日インド料理が続くと、途中で中華料理を選ぶ方も少なくないそうです。

しかし、私たちはまだまだインド料理を楽しみたい気分。迷わずインド料理をお願いしました。

そして案内されたのは、観光客向けではなく地元の人々にも親しまれているレストラン。

ここでいただいたカレーが、今回の旅で一番おいしかったように思います。やはり地元のお店は美味しいですね。

世界遺産クトゥブ・ミナールへ

昼食の後は、今回のツアー最後の観光地、世界遺産クトゥブ・ミナールへ向かいました。

ここは高さ約73メートルを誇るインド最大級の石造りの塔で、イスラム建築とインドの伝統的な装飾が美しく融合した歴史的建造物です。

シュウさんによると、最近ではこの塔と飛行機を一緒に撮影した写真が、若い人たちのSNSで人気なのだとか。せっかくなので、私も挑戦してみました。

その後はデリー空港へ向かいますが、途中でおすすめの紅茶専門店にも立ち寄ってお買い物しました。

本当はガイドブックで見つけていたお店にも行きたかったのですが、デリー名物ともいえる渋滞には勝てず断念。それでも、紹介していただいたお店の紅茶は手頃な価格で種類も豊富。帰国後に飲んでみても、とても香りが良く、「ここで買って正解だった」と思える味でした。

空港には出発の約3時間前に到着し、ここで3泊4日お世話になったガイドのシュウさん、そしてドライバーさんともお別れです。

帰りは全日空便だったため、SFCゴールドメンバーの特典でラウンジを利用することができました。

最後まで体調を崩すことも、お腹を壊すこともなく、無事に旅を終えられたことに感謝しながら、ラウンジでビールで祝杯をあげました。