カンボジア・タイ編

アンコールワット周辺の遺跡 アンコール・トム、バイヨン、タ・プローム、ベンメリア編

こんにちは、しーちゃんです。

アンコール・ワット前の地元食堂で朝食を終え次に向かったのは、「アンコール・トム」。クメール語で大きな都という意味の遺跡です。

まずはアンコール・トムの5つの城門のうちの1つ、南大門を訪れました。南大門はアンコール・ワットから北に1キロメートルということで、いつもなら歩いて移動する距離ですが、今日はツアーなので、楽々、車での移動なのでした。

南大門に続く橋の両側には、先ほどアンコール・ワットの城壁でも見た「乳海攪拌」をモチーフとした、神々と鬼たちの石像が並んでいて、こちらもかなり見応えがありました。

本来なら南大門から城内に入って、アンコールトムの中心にある寺院バイヨンに向かうのだと思いますが、こちらも歩くとかなり距離があるということで、車での移動でした。普段の私の旅行スタイルはできるだけ自力で回る、という感じなので、今回はまさに大名旅行!効率よく回るというのはこういうことなのですね。

バイヨンの見所の一つは、なんといっても仏の顔が彫られた仏塔に囲まれた中央祠堂。顔、顔、顔の仏塔は圧巻の迫力です。

また回廊の壁いっぱいに彫られたレリーフも、美しさとユニークさを兼ね備えていて素晴らしかったです。クメール人、中華系の人々の行軍や戦い様子、日々の生活や食べ物など、いつまで見ていられる楽しさがありました。

この後しばしのトイレ休憩。実は朝食後に寄ったトイレもここのトイレもとても美しく快適。実は有料トイレのようでしたが、ベルトラのツアー客の私たちは無料で使わせてもらうことができました。観光するときにトイレ事情ってとっても大事だと思うので、ここはかなりポイント高し!ですね。

アンコール・トムを後にして、次に向かったのは「タ・プローム」。

巨大なガジュマルの根が遺跡を覆うように伸びていて、独特の景観を作り出していました。

実はこのタ・プロームの遺跡はアンジェリーナ・ジョリー主演の映画トゥームレーダーのロケ地にもなったということでした。密林に眠る遺跡の雰囲気がかなり出ていますよね〜。

このあとはランチタイム。ツアー料金に含まれるレストランということで、あまり期待をしていなかったのですが、お店の雰囲気、料理の味共に期待を大きく上回りました。その上楽しい旅の仲間(ベルトラ1日ツアーの友ですが)とのおしゃべりも盛り上がり、最高のひとときとなりました。

ランチタイムの後はアンコール・ワットから約70キロメートルほど離れた場所にある密林に眠る遺跡「ベンメリア」に向かいました。

なぜこんな郊外に遺跡があるのかというと、ベンメリアは採石場の近くにあり、アンコール・ワット寺院を作る前の練習のためにここに寺院を建設したということでした。

ベンメリアは、天空の城ラピュタの世界観を彷彿とさせる遺跡と言われ、実は人気の高い遺跡なのです。

遺跡は崩れて、石のブロックとなり積み上げられていますが、ガイドさんは、「ここの遺跡は復元しないでこのままの方が良いと思う。」とおっしゃっていました。確かに、ベンメリアの朽ちた世界観もまた魅力的なのですよね〜。

さて本当ならこの後もまたアンコールワット付近に戻り夕日を見る予定だったのですが、今日は曇っていて夕焼けが期待できないということで、現地の人が訪れるマーケット&屋台街に連れて行ってもらいました。

道の両脇に延々と続くマーケットは、見ているだけでワクワクする楽しさですが、せっかくなのでここでしか味わえないものを食べようということになりました。

ヒナが孵る前の卵や、牛の脳みそのスープ、いろんな昆虫など、旅の仲間は色々挑戦していましたが、私はどれも断念。卵にいたっては見るだけでもトラウマになりそう・・・

昆虫はこんがりローストされたものをビニール袋に入れて、その中に香草系の野菜を加えてサッサっと振り混ぜて出来上がり〜。スナック感覚で食べられそう。無理だけど(笑)

ここで解散し、長ーいアンコール・ワット遺跡群観光は終わり。

実は今日はクリスマスイブ。ホテル近くにあるシェムリアップで1番の歓楽街パブストリートに繰り出し、なぜかギリシャ料理のレストランで1人クリスマスディナー?をいただいたのでした。

シェムリアップも明日でお別れ。次は訪問41カ国目のタイ、バンコクに飛びたいと思います。

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