イギリス編

コッツウォルズを路線バスで回る ボートン〜チッピング・カムデン〜ブロードウェイ

ボートン・オン・ザ・ウォーター(以下ボートン)を拠点に、路線バスを使ってコッツウォルズの村めぐりをしました。

 1日目はボートンから南に下ってノースリーチとバイブリー に行きました。

2日目はボートンから、まずはモートン・イン・マーシュに向かい、そこでバスを乗り換えてチッピング・カムデンを目指します。

今日のメインイベントは、チッピング・カムデンからブロードウェイまで約10キロのコッツウォルズ・ウェイを歩くことです。

ただしこの路線はバスも走っているので、ここでは、チッピング・カムデン〜ブロードウェイのバスルートも合わせてご紹介しますね。

バスのタイムスケジュール

チッピング・カムデンとブロードウェイは、どちらもコッツウォルズの中で人気のある村です。ボートンやモートン・イン・マーシュ駅から見て、両方とも北の方向にあるので、2つの村を一緒に回るのがオススメです。

チッピング・カムデンが可愛い村だとすると、ブロードウェイはオシャレという言葉がぴったりです。近くてもそれぞれ特徴が違うので、村めぐりを楽しむことができると思います。

バスのタイムスケジュールはこんな感じです。

バス801番 : ボートン(8:40)〜モートン・イン・マーシュ(9:07)

バス1番 :  モートン・イン・マーシュ(9:30)〜 チッピング・カムデン(10:15)

*バス1番 :  チッピング・カムデン(13:52)〜 ブロードウェイ(14:10)

*またはコッツウォルズ・ウェイを歩く 3時間くらい(ブロードウェイ・タワー見学時間を含む)

バス1番 :  ブロードウェイ(17:53)〜 モートン・イン・マーシュ(18:23)

バス801番 :  モートン・イン・マーシュ(18:50)〜 ボートン(19:14)

バスの料金については「バス乗車1日券」10ポンドを使いました。

チッピング・カムデンの可愛さの秘密は、はちみつ色の壁と茅葺き屋根の奇跡のコラボ

ボートンからモートン・イン・マーシュへ向かい、バスを乗り換え、チッピング・カムデンを目指します。

ここで「コッツウォルズのバスあるある」を一つ。

コッツウォルズの路線バスはめちゃめちゃスピードを上げて走ります。のどかな路線バスの旅を期待していると、見事に裏切られます。

チッピング・カムデンに到着した時、観光客のおじさんが「ナイス・ドライビング!」と運転手のお兄さんに声をかけていました。

ほぼ予定時刻に着いたので、早いスピードがスタンダードなのだと思います。

バスは17世紀に建てられたマーケットプレイス近くに止まります。

f:id:zoochan:20180919183822j:image

チッピング・カムデンは本当に可愛い村です。

f:id:zoochan:20180919181342j:image

13世紀から羊毛業で栄えた村ということで、歴史的にも価値のある建物が沢山ありました。

f:id:zoochan:20180919181356j:image

少し中心部を離れると、茅葺き屋根の家を見つけることができます。

f:id:zoochan:20180919182646j:image

 聖ジェイムス教会

f:id:zoochan:20180919181858j:image

そして何と言っても、チッピング・カムデンの可愛いらしさの秘密は、濃いはちみつ色の壁と茅葺き屋根という奇跡のコラボにあると思います。

f:id:zoochan:20180919181827j:image

今でも沢山茅葺き屋根の家が残っているのもチッピング・カムデンの魅力ですね。

f:id:zoochan:20180919231749j:image

チッピング・カムデンは見どころが多すぎて、ランチタイムも合わせて3時間くらい滞在してしまいました。

チッピング・カムデンからブロードウェイまでコッツウォルズ・ウェイを歩く 

可愛いはちみつ色の家を見る以上にコッツウォルズに来てやりたかったことは、コッツウォルズ・ウェイ(フットパス)を歩くことです。

f:id:zoochan:20180919182008j:image

地図だけを頼りに、想像を超えるいろんな道を歩きました。

この写真はチッピング・カムデンの近くにある「ドーヴァーズ・ヒル」。羊がいっぱいいました。

f:id:zoochan:20180919182050j:image

コッツウォルズの名前は「羊の丘」という意味らしいのですが、こういう光景を見ると納得。

f:id:zoochan:20180919182100j:image

コッツウォルズウェイを歩いた様子については、後日詳しく書きたいと思います。

 またバススケージュールにも書いたように、チッピング・カムデンからブロードウェイまで路線バスで移動することもできますよ。

ブロードウェイは洗練された雰囲気の村だった

ブロードウェイは他のコッツウォルズの村と比べて、どことなく洗練された雰囲気を醸し出していました。

例えるなら代官山のようなところだと感じました。

その雰囲気作りに一役買っているのが村の中央に建つ「The Lygon Arms」ホテルの存在です。

「The Lygon Arms」ホテルのパティオ レストランや可愛いショップが並んでいました。

f:id:zoochan:20180919182304j:image

大きな道沿いに建つ家々も素敵です。

f:id:zoochan:20180919182223j:plain

表情豊かな家がいっぱい。

f:id:zoochan:20180919182138j:image

ブロードウェイにも茅葺屋根の家が。

f:id:zoochan:20180919224526j:image

はちみつ色の壁につたう草花を世話するおじさん。快く写真撮影をOKしてくれました。

f:id:zoochan:20180919224530j:image

チッピング・カムデンもブロードウェイも、比較的広い割に、観光客もそれほど多いわけではないので、ぶらぶらとカメラ片手の歩くにはもってこいの村でした。

またどちらの村も、村からコッツウォルズウェイを歩いて30分くらいのところに、もう一つの見所(ドーヴァーズ・ヒルとブロードウェイ・タワー)があるので、時間がある方は、ぜひコッツウォルズウェイにも足を伸ばして欲しいです。

こちらもどうぞ。