東欧縦断の旅

世界遺産第1号の「クラクフ歴史地区」は、想像をはるかに超える素晴らしさでした。

こんにちは、しーちゃんです。

今回はミュンヘンからルフトハンザ航空でポーランドのクラクフに向かいます。いよいよ東欧+バルカン半島縦断の旅、本編の始まりです。

ここまでの旅、リヒテンシュタイン(といってもほぼスイス)以外は何度か訪れたことのある国でしたが、これからがまさに未知の国々。楽しみで仕方ありません。

まずは一昨日買ったルフトハンザエクスプレスバスの往復チケットで、ミュンヘン空港に向かいます。(往復だとお得!)

さてルフトハンザ航空のチェックイン&手荷物の預け入れですが、シェンゲン協定内のフライトということもあり、まったく人の手を借りずすべて自動。時代の移り変わりを感じますね~。

私の若い頃なんて、搭乗券の半券をスタッフが手でもぎって搭乗していたものです。実は若い頃、新卒で国内のエアラインで働いていました~(さらっとカミングアウト)。というわけで、飛行機には並々ならぬラブがあるのです。

トランクを預けて身軽になった後は、スーパーフライヤーズゴールド会員の恩恵に預かり、今回ももラウンジを利用しました。

ハム、チーズ、パン好きの私にとって、ルフトハンザのラウンジは、全日空のラウンジより好きかもしれない!というミールのラインナップ。ごちそうさまでしたー。

ミュンヘンからポーランドのクラクフまでは1時間20分のフライト。ルフトハンザの機内では飲み物やスナックは有料だったのでオーダーしませんでした。このシステム、日本の国内線で一回導入したけど定着しませんでしたね。

クラクフ空港で100ズロチ(約4,000円)をおろして、空港から市内へ向かいます。クラクフ市街地へは路線バスで行くことができるので、とても便利。バスに乗っていたのはは22分で、あっという間でした。

バスを降りてから10分ほど歩いてホテルに到着。とても素敵なホテルですが、ヨーロッパの小さなホテルあるあるで、エレベーターがありません。3階までトランクを持って上がらなければならないのですが、これはもちろん想定内。ホテルだけでなく、駅でも階段の上り下りがよくあるので、ヨーロッパ一人旅の荷物は小さいだけでなく軽さも重要なのです。

さていよいよ世界遺産第一号のうち、唯一の都市であるクラクフの旧市街へ。

ところで世界遺産第一号(1978年)は全部で12ヶ所。しかしそのほとんどが自然遺産で、街や建造物は、クラクフ旧市街とドイツのアーヘン大聖堂、ポーランドのヴィエリチカ岩塩坑群だけなのです。アーヘン大聖堂は、ヨーロッパの父といわれるカール大帝が眠っていますからね〜。ちなみにコロナ前にアーヘンのクリスマスマーケット&大聖堂に訪れてます。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

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正直クラクフを訪れるまでは、なぜ世界遺産第一号にクラクフが選ばれたのかよくわかっていませんでした。

しかしわかりました!!訪問前はちらっと、ホロコースへの贖罪の気持ちで世界遺産第一号になったのかなぁ〜っと思っていましたが、大誤解でした。クラクフは、唯一無二、他のどの都市にもない素晴らしさで溢れていたのです。日本だとまさに京都。

地球の歩き方のクラクフのページは観光時間が半日になっていたので、完全に甘く見積もっていました。

素晴らしい旧市街と、かつてのユダヤ人街を回ろうとすると少なくとも2〜3日は必要だと思う。あとクラクフの数々の素晴らしい教会に対する情報がなさすぎなんです。ふらっと入った教会が度肝を抜かれるレベルで素晴らしいんです。でもポーランド語で、教会名も読めず・・・(涙)。これまで30ヶ国の数々の教会を見てきた私が太鼓判を押します。

クラクフは旧市街全体が世界遺産ということなので、まずは地図を持たずに、Google mapだけを頼りにぶらぶら歩き始めました。

嬉しいなぁ・・・こんな時に自由な一人旅の醍醐味を感じます。気に入った教会の紹介は、明日の記事にまとめることにしましょう。

最後に夜に食べたポーランド料理のピエロギ(中身がマッシュポテトの水餃子風)の写真をあげておきます。

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