こんにちは、しーちゃんです。今日はちょっと真面目な話から・・・
私の人生に大きな影響を与えてくれた一冊があるとすると、それは間違いなくフランクルの「夜と霧」です。
名著なので、内容は言うまでもないと思いますが・・・
精神科医であるフランクルはユダヤ人だったため、第2次世界大戦中にアウシュビッツ収容所に入れられ、ホロコーストを体験します。その極限状態の体験記から、人が生きる意味について、私たちに深い示唆を与えてくれる大ベストセラー本です。
私は18歳の時にこの本に出会い、その後のいろんな局面で、いつもこの本から得たことに支えられています。大好きな会社を辞めた後、第2のキャリアとして臨床心理士として働くようになったのも、そのうちのひとつかもしれません。
またこんなふうに年をとっても、世界中一人旅を楽しんでいるのもそうなのかも・・・
何か堅苦しいスタートになりましたね(笑)
さてフランクルはウィーンからアウシュビッツに送られましたが、多くのユダヤ人の人がクラクフのカジミェシュに集められ、ここからアウシュビッツやビルケナウ収容所に送られました。
午前中は、そのカジミェシュ地区を訪れることにしました。
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まず向かったのはスタラシナゴーク。オールドシナゴークとも呼ばれていて、カジミェシュ地区最大のシナゴークです。訪れたのは月曜日で、なんと無料で見学することができました。
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中は展示室になっていて、ホロコースト以前の豊かなユダヤ人の人々の暮らしを知ることができました。
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カジミェシュ地区では、もう一つシナゴークを訪れました。ここの隣はユダヤ人コミュニティセンターになっていて、中庭では多くの老若男女が集っていました。
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かつてユダヤ人が住んでいるという証として刻まれていたダビデの星が残る建物も。
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ユダヤ教教徒の人々ともたびたび出会いました。男性は、こうしたハットの帽子をかぶられていたり、丸い黒の小さな帽子をかぶられていたり。
女性の方も黒いワンピース姿の方がいましたが、子どもは白に黒い水玉のワンピース姿でした。みんなお揃いで可愛かったです。
もちろん普段着の人も。
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そんなカジミェシュ地区ですが、今ではおしゃれな店やおいしいレストランが増え、若者に人気のエリアに変わりつつあるようです。私も美味しくいただきました~。
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さて午後はいよいよ世界遺産の街、クラクフ旧市街をじっくりと回ることにしましょう。
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