ツギタビ

次の旅はどこに行こうかな。これまでの旅の記憶とこれからの旅の記録。

ボルチモア美術館の見どころと作品をご紹介します マチスの世界最大のコレクションを見に行こう

f:id:zoochan:20180508153530j:plain「色の魔術師」の異名を取るマチス。その独特な色使いに魅せられた人は多いのではないでしょうか。

実は私もそんな一人。マチスの絵が大好きなんです。

そのマチスの世界最大のコレクションを抱えるのが、ここボルチモア美術館。

実は今回のワシントンD.C.旅行を決めた大きな理由が、ボルチモア美術館を訪れることだったのです。

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 今日はワシントンD.C.から電車で簡単に行ける、ボルチモアの「ボルチモア美術館(Baltimore Museum of Art)」をご紹介したいと思います。

 

ボルチモア美術館へのアクセス

ワシントンD.C.から電車に乗り、ボルチモアのペンステーションへ向かいます。そしてその後ボルチモアを走る無料のサーキュレーターというバスに乗れば到着します。

そして無料なのはバス代だけではありません。

ボルチモア美術館も無料なのです。なんという太っ腹!

詳しくはこちらに詳しく書いています。

www.love-voyage.com

 

おそるべしコーンコレクション

ワシントンD.C.近郊の小さな都市にあるボルチモア美術館が、なぜ世界最大のマチスコレクションを持っているのか。

それはボルチモア出身のコーン姉妹が、若いマチスの才能を見出し援助を行い、多くの作品を購入したからなのです。

20世紀の初頭、コーン姉妹はパリにあるマチスやピカソのスタジオを訪れ、作品の収集を始めます。その数はマチスの作品だけでも500点以上、全体では3,000点にも上ったということです。

これらの作品がボルチモア美術館に来る前は、コーン姉妹のアパートに飾られていたということです。

夢のような光景ですね〜。

現在ボルチモア美術館にあるマチスの所蔵作品数は、さらに増えて1,000点以上です。

これらから選りすぐりの作品が展示されているので、ボルチモア美術館のマチスの作品が素晴らしいのは至極当たり前のことなのです。

 

こちらがコーン姉妹です。(右の帽子を被った二人)

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美術館の一室に、当時のコーン姉妹のアパートが再現されています。名画が並ぶリビングは圧巻です。

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この壁だけでマチス、ルノワール、ボナールなどすごいラインナップです。

 

 

マチスの展示室はマチスだらけ

何度も繰り返すようですが、本当にマチスコレクションは素晴らしいです。

広ーい部屋が、全部マチス。もちろん展示は一室に留まりません。

それも「これぞマチス!」という名品ばかり。

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来て良かった〜。幸せ♡

 

それでは展示作品の一部をご紹介します。

 

必見のピンクヌード (Large Reclining Nude)

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そしてブルーヌード (Blue Nude)

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マチスの彫刻作品と共に

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Interior with Dog   

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Anemones and Chinese Vase

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Pueple Robe and Anemones

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Interior,Flowers and Parakeets

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静物画 Bouquets of Dahlias and White Book

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Standing Odalisque Reflected in a Mirror

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The Yellow Dress

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Large Cliff with Fish

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珍しい風景画?魚がかわいい。

 

ボルチモア美術館はマチスだけじゃない

マチスの作品を見るために訪れたボルチモア美術館でしたが、その他の作品も期待をはるかに超える素晴らしいものでした。

日本でこれだけの作品を常設している美術館はおそらくないでしょう。

3,000点のコーンコレクションに加えて、現在のボルチモア美術館の所蔵作品数は90,000点を超えるということです。

 

それではマチス以外の作品を、ほんの一部ですが紹介することにしましょう。

 

ルノワール Child with Hoop 

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ゴッホ Landscape with Figures

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セザンヌ Mont-SainteVictoire Seen from Bibemos Quarry

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セザンヌ Bathers(水浴者)  

ザンヌはこの題目で200作品ほど作成しているとの解説がありましたが、初めて見ました。

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ピカソ Woman with Bangs

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ピカソ Mother and Child 

ピカソは年代のよって特徴が大きく異なりますね。上の青の時代の作品はピカソが21歳の時のもの。下の作品はその20年後、ちょうどピカソに第1子が生まれた頃に描かれた「母と子」を題材とした作品のうちの一つ。どちらの作品も素敵ですね。

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ミロ Portrait no.1

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モンドリアン Composition Ⅴ

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メアリー・カサット Portrait Madame J

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ゴーギャン Vehine no te vi (Woman of the Mango)

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コロー Sevres-Brimborion ,View towards Paris

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シニャック Quay at Clichy

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この他にも、退廃的な作品でおなじみの エルンスト・ルードウィッヒ・ケルヒナーや

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退廃的つながりで、エゴンシーレ(2人とも、人物画が見たかった・・・)

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こちらはドガの有名な Little Dancer Aged Fourteen

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左はロダン、右はマチスの彫刻 なんと贅沢な取り合わせ。

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時代を少しさかのぼって

ボッティチェリ・スタジオの作品

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 レンブラント Titus ,the Artist Son 

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そして現代アートも充実

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アンディ・ウォーホールの部屋

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ジャクソン・ポロック Water Birds    ポロックも大好き!

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ロスコも

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こっちはフランク・ステラ

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もうここまででもすでにお腹いっぱい十分なのですが、ボルチモア美術館には別腹を満たす魅力も。

 

 

アメリカンクラッシック家具の宝庫 

昔住んでいた近所にあった、横浜元町にある家具の店「ダニエル」を思い出しました。

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回廊にはあのお方や、

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イスラムのモザイク画も

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アフリカ、アジアの展示も面白かったです。

アフリカコーナーのお面。

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美術館はすごく広い上、一つ一つの展示室が充実しているので、駆け足でも2時間、アート好きの人なら3〜4時間はかかる内容です。

 

ボルチモア美術館の魅力を伝えたくて、思いっきり詰め込んだ内容になってしまいました。 

ワシントン旅行では、美術館・博物館三昧の日々を送りました。

次はどこを書こうかな。