ニューヨーク編

ブロードウェイで5本のミュージカルを、合計たったの300ドルで観てきた。〜ブロードウェイ編 その1〜

「ブロードウェイミュージカルを4泊5日で5本観る。

 それもできるだけお得に!」

こんな目標を掲げて、今年の3月末に女友達と2人、ブロードウェイを訪れました。

日本のミュージカルは毎月何本も観る友達と、大学時代ロックミュージカルにはまっていた私の2人が、ブロードウェイ初心者にもかかわらず、充実のミュージカル三昧の旅を満喫することができました。

ニューヨークは20年以上ぶりの友達と、初めての私。

JFK空港からエアトレインとロングアイランドレイルロード(LIRR)に乗ってPENステーションへ。

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そこからホテルまでは15分ほど歩き、トランクを預け、身軽になったところで、 サウス・ストリート・シーポートのTKTSに向かいました。

タイムズスクエアのTKTSではなく、サウス・ストリート・シーポートのTKTSに向かったのは2つの理由がありました。

1つ目は、ここでは当日のソワレ(夜公演)だけでなく、翌日のマチネ(昼公演)のチケットも買えるということ。

2つ目は、サウス・ストリート・シーポートがブルックリン橋のすぐそばにあるので、チケット購入のついでにブルックリン橋を渡って、ブルックリン観光もしてしまおう!と考えていたから。

しかしニューヨーク初心者の私たちは、地下鉄のトラップにまんまとひっかかり、結構な時間をロスしてしまいました。

地下鉄Aラインに乗って、シーポート最寄りのフルトンストリート駅に行く予定だったのですが、まったく違う方向に。周りの人に聞いてもフルトンの行き方は分からないと言うし。乗り間違い?と地下鉄を確認してもAラインだし・・・グルグルした挙句、改札で駅員さんに聞くと、土日は、AラインはFラインになるという貼り紙が!

「いや、貼り紙見ないし。それに貼り紙はA4サイズだし。ホームにも貼って欲しいし。できれば電車の表示をAからFに変えといて欲しいし」

ただこの失敗のおかげで、翌日からしっかり貼り紙を確認するようになりました。何事も勉強、勉強。

ちなみにAラインのみしか走ってないホームはこんな感じでした。いろんなラインが乗り入れてるホームは黄色いテープが貼られてないためわかりにくく、要注意ですぞ!

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地下鉄もしくみさえ分かれば楽勝です。フルトンストリートに着いたら、サウス・ストリート・シーポートのTKTSを目指します。タイムズスクエアのように目立つ看板が無いので、しっかり場所を確認して下さいね。

ここでの目的は、

・今夜の「オン・ユアー・フィート」のチケットを買うこと

・明日のマチネの「キンキーブーツ」のチケットを買うこと

一応の目安として、「1本100ドルまで出す。それ以上の場合は、他の購入方法をあたる」と決めて、チケットブースに向かいました、ちなみにお客さんはまったくおらず、オフシーズン&シーポートは空いているんだと、実感しました。

しかし、私たちの予算がまったく甘いと突きつけられる一言が!

「キンキーブーツは、1人129ドルからです」

「・・・・・」しばし言葉を失う2人。

しかしこのとき、私にあるひらめきが☆

そうです。公式ホームページで席を買うときに役立ったあれ

「1席では?」の一言です。

すると85.5ドル、手数料込みで90ドルの席があるではないですか!

残念ながら「オン・ユアー・フィート」も100ドル以上。希望の値段では無かったので買うのをやめましたが、まずは一つ目のミッション終了です。

あっそうそう。ブルックリン橋ですが、日曜日はこのありさま。あまりの人の多さに渡る気が失せました。

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さて「オン・ユアー・フィート」ですが、TKTSでは買えなかったものの、まだ観ることを諦めたわけではなく、次の選択肢を試すことにしました。

それは、直接劇場に行って購入するというもの。

 

直前の劇場での購入は最後の手段と思っていたので、もし買えない場合は、土曜日の夜はグッゲンハイム美術館が任意料金で、超お得に見れる日なので、そちらに行くことを決めておきました。

「オン・ユアー・フィート」はホテルの中にある劇場で、とっても素敵!祈るような気持ちで窓口に行くと、

あっさり69ドルの席が。

えっ?マジっすか。

なんか幸先良いスタート!

この後私たちが向かったのは、「シカゴ」の窓口。明日のGeneral Rush チケットの販売予定を確認しました。おじさんは優しく「たぶん1時間前くらいだったら買えると思うけど、並び始めるのは1時間半前くらいかなー」と教えてくれました。

ブロードウェイ1本目の「オン・ユア・フィート」は、グロリア・エステファンの自伝的ミュージカルで、マイアミサウンドマシーンのコンガをはじめとする、ラテン音楽てんこ盛り。とっても楽しかった〜。カーテンコールでは、老若男女、観客のほとんどがノリノリで踊っていたのが印象的でした。

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さて肝心の席ですが、2階席の前から6、7列目ぐらい。ほぼど真ん中でした。

公演終了後は、主役のグロリア役のキャストがあまりにも可愛かったので、出待ちをすることに。次々とキャストが帰り支度を終えて出てきます。残念ながらグロリア役のキャストには会えませんでしたが、グロリアの相手役、エミリオ役のイケメンキャストと一緒に写真を撮ることができました。

っていうか、エミリオが私たちのスマホを使って、一緒に自撮りしてくれました。

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1日目から、すごいぞブロードウェイ‼︎

つづく