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世界遺産第一号の「アーヘン大聖堂」へ行ってきました。ところでアーヘン大聖堂って何がすごいの?

こんにちはずーちゃんです。今日は、先日訪れたアーヘン大聖堂をご紹介したいと思います。歴史的価値のすごさに加えて、その美しさにも心を奪われました。

世界遺産第一号のアーヘン大聖堂

「アーヘンってどこ?」と思った人も多いのではないでしょうか。日本では知名度の低いアーヘンですが、世界的にはとても有名な街なのです。なんといっても、アーヘンには世界遺産第一号の「アーヘン大聖堂」があります。

1978年に世界遺産第一号として登録されたのは全世界で12件です。そのうちヨーロッパではポーランドの2件と、ドイツのアーヘン大聖堂だけなのです。このことからもアーヘン大聖堂に対する興味が湧いてきますね。

アーヘンってどこ? 世界遺産のケルン大聖堂があるケルン駅から列車でたったの1時間

アーヘンへは、ケルンから行くのが近くて便利です。そしてこのケルンには、あの有名なケルン大聖堂があります。ケルン大聖堂もまた世界遺産であり、ゴシック様式としては世界最大の建築物なのです。「ケルンを見ずしてドイツを語るなかれ」という有名な言葉もあるほど有名な教会です。

アーヘンはケルンから列車で約1時間です。ケルンを訪れた際はアーヘンまで足を伸ばし、2つの世界遺産をはしご旅してしまいましょう。

ここでちょっとお勉強タイム。アーヘン大聖堂って何がすごいの?

アーヘン大聖堂が世界遺産に登録されたのは1978年なので、今から40年以上前になります。それにしても第1号ということは、そんなに価値のある建物なの? その理由は? と思った方もいるのではないでしょうか。そんなあなたは、ちょっと長いですが続けてどうぞ!

アーヘン大聖堂を作ったカール大帝が「ヨーロッパの父」と呼ばれている

アーヘン大聖堂が作られたフランク王国は、ローマ帝国の衰退の後、中世のヨーロッパにおいて一時代を築いた王国でした。最盛期には、現在のフランス、イタリア北部、ドイツ西部、オランダ、ベルギー、スイス、オーストリアなどを領土としていて、分裂後、フランス、ドイツ、イタリア北部の基礎を造りました。

中世のヨーロッパは、キリスト教が人々の生活の中心だった時代といえますが、その礎を作ったのが、当時フランク王国の皇帝であったカール大帝です。カール大帝自身がキリスト教徒だったこともあり、ローマ教会はフランク王国内で容易に布教を行うことができました。またかつてキリスト教は偶像崇拝を禁じていました。しかしこの時代に、読み書きできない人々にキリスト教を教える「見る聖書」としての宗教美術が広まりました。宗教美術はその後の人々の生活に大きく浸透し、重要な役割を果たすようになってきたのです。

アーヘン大聖堂は、西暦786年にカール大帝が建設に着工したもので、現存する北部ヨーロッパて最古の聖堂なのです。814年にカール大帝が死去すると、遺体は大聖堂に埋葬され、現在も大聖堂に眠っています。そんなことからアーヘン大聖堂は「皇帝の大聖堂」とも呼ばれているのです。

またアーヘン大聖堂は、936年から1531年まで30人の神聖ローマ帝国の皇帝の戴冠式が行われたという、ヨーロッパの歴史においても、とっても重要な場所なのです。

これらのことから、カール大帝は「ヨーロッパの父」と呼ばれているのです。

アーヘン大聖堂は建造物としての価値も素晴らしい

アーヘン大聖堂のすごいところは歴史的価値だけではなく、建造物としての価値の高さにもあります。長きにわたり重要な役割を果たしていたため、その時代ごとの最高の増改築がなされており、古典主義やビザンティン様式、ドイツ-ロマネスク様式など様々な建築様式が融合している作りとなっているのです。

写真はガラスの礼拝堂と呼ばれる部屋です。中世の時代、この礼拝堂を見るために多くの巡礼者がアーヘンを訪れたそうです。

天井のモザイク画は目を見張るものがあり、いつまで見ていても飽きません。

アーヘンへのアクセス

アーヘンはケルンから列車で乗り換えなしで行くことができます。列車の所要時間は1時間弱で、30分に1本くらいの割合で運行しています。乗車料金は、24 Stunden Ticketを使うことでお得になります。詳しい情報はこちらをどうぞ。

旧市街へは駅から約10分で到着します。駅前の道路を渡って直進すると3分ほどで大きな道路に出ます。そこを左折してまっすぐ歩くと旧市街に着きます。アーヘン劇場が旧市街のそばにあります。

旧市街の入り口には観光案内所があり、無料の地図(英語版)をもらえます。

アーヘン大聖堂は無料。でも聖堂内の写真を写したいときは1€

アーヘン大聖堂の入場は無料です。(宝物館は有料)。しかし聖堂内の写真撮影は有料になります。入り口の係員の方に声をかけ1€払うと、腕に撮影許可のシールを貼ってくれます。勝手に撮っている人も大勢いましたが、ここはきちんと支払いましょう。

いかがでしたか?さてこのあとは、アーヘンでのもう一つのお楽しみ。クリスマスマーケットへと向かいます。