スペイン編

マドリード空港からバスで市内へ 地下鉄5号線がまさかの休止!

マドリード空港に到着です。

キャセイパシフィック航空を初めて利用しましたが、事前座席指定ができない格安航空券にも関わらず、当日のカウンターでは成田〜香港、香港〜マドリードともに「通路側」のリクエストを聞いてもらえ、快適な空の旅となりました。

マドリード空港からバスでアトーチャ駅へ行く

今回は朝マドリード着の便だったのですが、飛行機の中でちゃんと眠ることができおかげで、元気な気持ちで旅のスタートを切ることができました!

マドリード空港からは、まずはバスでマドリード最大の国鉄駅であるアトーチャ駅へ向かいます。

ターミナル4をバス乗り場のサインのある出口から外に出ると、何台かのバスが止まっていました。しかしEXPRÉS AEROPUERTOの黄色いバスが見当たりません。そんなときは、右手の方に黄色いバスの表示があるので、それを目印にすると見つけやすいと思います。

f:id:zoochan:20170831154703j:plain

f:id:zoochan:20170831154421j:plain

EXPRÉS AEROPUERTOのバスは24時間、15〜35分間隔で運行しています。所要時間は約40分です。

少し待つと黄色いバスがやってきました。

f:id:zoochan:20170831154345j:plain

バスの料金は車内で運転手さんに支払います。

キャセイ航空が到着したターミナル4は始発の停留所のようで、乗車した時はバスの車内はガラガラでしたが、各ターミナルを回っているうちにバスは混んできて、立っている人でいっぱいになりました。途中幾つかの停留所があり、私はトランクを置いた場所からかなり離れたところに座っていたので、「荷物の取り間違いがないかな?」とちょっと心配になりました。

(そのために派手なタグをつけているのですが、今回の旅では、1回、長距離バスでおじさんが、私の荷物を奥さんのトランクと間違えそうになりました。やっぱりできるだけ荷物のそばにいた方が良いですね。)

まさかの地下鉄5号線の休止 バスでLa Latinaへ

アトーチャ駅からホステルまでは、最初タクシーで行く予定だったのですが、数台のタクシーはいるものの、バスや駅からの大荷物を持ったお客さんが溜まっていて、タクシーが動く気配もありません。どうも違う場所から乗るように促しているようです。

しかし悲しいかな、スペイン語で説明されても全くわからず、すぐ隣の地下鉄で、ホステルに向かうことにしました。

しかしここでもアクシデントが・・・

マドリードの地下鉄の券売機は、駅名の頭文字か、各路線の番号から、行きたい駅名を絞り込んで表示し、チケットを買う仕組みになっているのですが、なんど頭文字の「L」を押しても、路線の「5」を押しても駅名「La Latina」が表示されません。

近くにいた女子高生にも協力してもらいましたが、お手あげです。

案内所にちょっと並んで、案内係りのおじさんに聞いてみると、まったく違う駅名にボールペンで丸をつけ、その横に「BUS」と書かれました。

BUS??

どうも5号線は現在廃止、または休止のようです。

「まじか・・・」

BUSって、なんか難易度が高いですよね。でも他に選択肢はないので、ここは行くしかありません!ただこの時は「”5号線の代替えバス”が走っているに違いない!」と思っていたのです。

教えてもらった駅に到着すると、地下鉄運休のお知らせと、バスの案内が貼ってあり、一安心。

f:id:zoochan:20170728073959j:plain

しかし駅前に止まっているバスの運転手さんに地図を見せると、「 La Latina は行かない、バス停もここじゃない」と言われ、コロコロトランクを引いてバス停を探します。バスの案内係りの人を見つけ尋ねたところ、信号を3、4個渡ったところに、目的地に行くバス停がありました。”5号線の代替えバス”ではなく、いつもの路線バスに乗るということなのね。

しかしマドリードのバスは、きれいだしとっても快適!この後も地下鉄駅が最寄りにないおかげで、すっかりバスのお世話になりました。

それだけでなく、バスに対する苦手意識が薄れ、旅の間中、バスをうまく利用することができました。ある意味このアクシデントに感謝かな。

結局、地下鉄はご覧のように7月3日から9月2日まで休止ということでした。

f:id:zoochan:20170728073540j:plain

トランクをホステルに預けて、まずはプラド美術館に向かうことにします。