国内旅行

笠間のひまつり2018は大人の学園祭のような楽しさ ゴールデンウィークの行楽に是非!

2018年4月29日、今年も茨城県の笠間で行われている「陶炎祭(ひまつり)」という笠間焼きの陶器市に行ってきました。ここ10年ぐらい、ゴールデンウィークにはかならず訪れているお気に入りのイベントなのです。

今年で37回目を迎え、ますます盛り上がりを見せる「ひまつり」の様子を、今日はご紹介したいと思います。

アクセス

首都圏からなら、常磐線「友部駅」からひまつり会場(笠間芸術の森公園イベント広場)直行のシャトルバスを利用するのがオススメです。

「友部駅」は茨城県の中心部あたりに位置していて、「水戸黄門」や納豆でおなじみの水戸駅の4つ手前になります。

上野駅から特急に乗ると、所要時間1時間6分 (片道3,494円)

快速に乗ると、所要時間1時間51分(片道1,944円)で到着します。

また上野東京ラインもあるので、電車によっては品川発のものもあり、品川〜東京〜友部を乗り換えなしの1本で行くこともできます。

シャトルバスは片道100円です。

駐車場もありますが、年々人気が高まっているため、駐車場の入り口にはいつも長〜い行列が延々と続いています。(車で行ったことがないのですが、あれを見ると車でなくて良かったといつも思っています)特にお休みの日にはかなりの混雑になるようなので、公共交通機関の利用がオススメです。

会場マップをもらおう

会場に入ったら、まずは会場マップを手に入れましょう。会場があまりにも広いので、自分がどこを回ってまだどこを回っていないのかがわからなくなってしまうのです。

また、気になる作品に出会ったけど購入を保留するときは、地図にチェックを入れておかないと、後から勘だけで戻ることはほぼ不可能です。各店舗には番号が書かれているので、地図さえあれば必ずたどり着けますよ!

会場マップはここに入っています

f:id:zoochan:20180430110629j:plain

私はお気に入りの作家さんがいるので、まずはその作家さんの店舗の場所を確かめます。そして新しい作家さんとの出会いも期待して、必ず全店舗を回るようにします。

f:id:zoochan:20180430112635j:image

出店数は230店舗以上

ひまつりの魅力はなんといってもその出店数の多さです。

笠間焼きの店をはじめとして、その店舗数は230店を超えます。

f:id:zoochan:20180430073459j:plain

笠間焼きは「特徴がないのが特徴」というぐらい、本当にいろんなタイプの器が並びます。もう見ているだけで楽しいお店がいっぱいなんです。

f:id:zoochan:20180430073539j:plain
f:id:zoochan:20180430110619j:plain

また各店舗のテントがセンスを競うかのように、ディスプレイや飾り付けをしています。かなり本格的な店構えのものもあり、ちょっと感動ものです。

f:id:zoochan:20180430073525j:plain
f:id:zoochan:20180430110614j:image

またお店ごとに、製作の際に出たB級品を破格の値段で売っているのですが、これが本当にありがたいです。

気に入ったものをとても安く買えたときは、本当に嬉しいですよね。

f:id:zoochan:20180430073604j:plain

毎年恒例のぐい呑み売り場。

f:id:zoochan:20180430073617j:plain
f:id:zoochan:20180430073623j:plain

隣では地元の酒造メーカーが出店。試飲をさせてもらえました。爽やかな飲み心地でした。

f:id:zoochan:20180430073631j:plain

グルメも充実

「ひまつり」の人気の秘密に、ここでしか味わえないグルメが充実していることもあると思います。中央ステージ前の広場を中心に、約30店舗の本格的な屋台が並んでいます。

f:id:zoochan:20180430073753j:plain
f:id:zoochan:20180430073758j:plain

「ひまつり」の楽しさの半分は、屋台の食べ歩きにあるのでは?と思うぐらい、ワクワクするお店がいっぱいです。青空の下昼間からビールを飲む。ここは大人の学園祭?それともフェス会場?

f:id:zoochan:20180430073742j:plain
f:id:zoochan:20180430073736j:plain

とりあえず黒ビールとパッタイを食べながら、午前の器購入の成果をたたえ合いながら、午後からの作戦を練ります。

f:id:zoochan:20180430073803j:plain

その他にも楽しみいろいろ

会場には、子供連れの家族にも楽しんでもらえるように、らく焼や、近くに作られたキッズランドではろくろ体験もありました。

f:id:zoochan:20180430073709j:plain

JR東日本のブースでは、駅長さんのコスプレをして写真撮影ができるコーナーも。

f:id:zoochan:20180430073716j:plain

また荷物が多くなっても大丈夫なように、「佐川急便」もしっかりスタンバイ。

f:id:zoochan:20180430073845j:plain

私が買ったお店と作家さん

今回私が買ったのはこの3店舗

桑原典子さん

f:id:zoochan:20180430073855j:plain

独特の質感で、他のどの作家さんとも違う風合いを持ったシンプルだけど存在感のある器です。この写真からはわかりにくいですが、シルエットが本当に美しくて大好きな作家さんです。桑原典子さんのファンのお客さんも多く、ひまつりではたくさんの桑原典子さんの作品を、実際に見て購入できるということで、楽しみにしている方もいるようです。

tn-kuwabara.jimdo.com

大野香織さん

f:id:zoochan:20180430073908j:plain

大野さんの作品も毎年購入しています。かつては透明感のある器が多かったのですが、ここ数年は土を感じさせる、重くて黒い器が多くなりました。光沢のないざらつきのある黒い器は、和食だけではなく洋食にもにも合うので重宝しています。

teshigotoya-kuraso.com

長島晋さん

f:id:zoochan:20180430073902j:image

今回始めて購入した作家さんです。手ごろな価格で、とても使い勝手の良い器を販売されていました。大きな深い器をパスタ用に、ここ何年も探していたのですが、やっとめぐり会うことができました。

今回買ったもの

というわけで今回買ったものを、家に帰って並べてみました。

いつもは白っぽいお皿多いのですが、今回は黒ばかりを買ってしまいましたね。

f:id:zoochan:20180430073914j:image

数年前から購入している桑原さんの器を並べてみました。

f:id:zoochan:20180430073920j:image

夕食でさっそく今日購入した器を使いました。前菜が並んだ食卓をパチリ。

f:id:zoochan:20180430073929j:image
f:id:zoochan:20180430073931j:image

今年のひまつりは5月5日の土曜日17時までの開催です。

もし興味のある方は是非訪れてみてくださいね。