クリスマスマーケットの旅

ケルンのクリスマスマーケットは、ドイツの訪れるべきクリスマスマーケットナンバー1かも

クリスマスマーケットはしご旅の2ヶ所目はケルンです。ケルンは、駅から市役所まで歩きながら、3つのクリスマスマーケットを回ることができます。それぞれ特徴があって素晴らしいです。中でも私のお勧めは市役所近くのクリスマスマーケット「Heinzelsクリスマスマーケット」です。大規模で、とっても可愛いのです。

それではさっそく旅行記とともに、それぞれのクリスマスマーケットの場所や雰囲気などをご紹介することにしましょう。

アーヘンの次はケルンのクリスマスマーケット

アーヘンで、世界遺産第1号のアーヘン大聖堂とクリスマスマーケットを楽しんだ後は、約1時間列車に乗り、ケルンに戻ってきました。

アーヘン大聖堂とケルン大聖堂、どちらも世界遺産で見応え充分なのです。アーヘンクリスマスマーケットの様子はこちらの記事に書いています。

ケルンのクリスマスマーケットの地図

簡単に3つのクリスマスマーケットの位置関係を、地図を使って説明しましょう。

上の地図を見てください。ピンクのピンを刺しているのが、上からケルンHbf(中央)駅、ケルン大聖堂、ケルン市役所です。グリーンの◯はクリスマスマーケットの場所です。クリスマスマーケットは、ケルン大聖堂の近くに2つと、市役所の近くに2つの会場を持つHeinzelsクリスマスマーケットがあります。

クリスマスマーケットのスタートはケルン大聖堂から

ケルンに来たことがある人ならご存知だと思いますが、ケルン大聖堂はケルンHbf(中央)駅のすぐ前にドーンとそびえています。

何度見てもケルン大聖堂の迫力に圧倒されます。ゴシック様式の建造物としては世界最大なんです。

そしてケルンのクリスマスマーケットの一つは、まさにこのケルン大聖堂のすぐ裏の広場で開催されています。駅からだとちょうど反対側に当たるので、正面を通ってぐるっと回り込んだところです。

ケルン大聖堂の裏のクリスマスマーケットは、おしゃれな赤いテントで統一されており、ステージではライブが行われていたり、夜はイルミネーションがとっても素敵で、都会的な雰囲気のあるクリスマスマーケットでした。

2つめのクリスマスマーケットは、ローマ・ゲルマン博物館の裏の階段を降りたところ

ケルン大聖堂の裏のクリスマスマーケット会場に隣接してローマ・ゲルマン博物館、そしてその隣にルードヴィッヒ現代美術館があります。どちらも市街地より高台なので、博物館、美術館前に来ると、眼下に次のクリスマスマーケットが見えます。

このウインドミルが目印です。というか、否が応でも見えます。そしてそそられます。階段を降りて、次のクリスマスマーケットへ向かいましょう。

このクリスマスマーケットはこじんまりしていますが、大きなバーが中心にあって、それを楽しみに集まってあある人が多い印象を受けました。もちろんグリユーワインもありました♫

ケルン市役所近くのHeinzelsクリスマスマーケット ケルン駅からは徒歩5分

3つめに訪れたのは、ケルンクリスマスマーケットのうち、最大にして一番おすすめの「Heinzels(ハインツェル) クリスマスマーケット」です。ケルンHbf駅から徒歩5分程で到着します。お店の数は120店舗とかなり大規模なクリスマスマーケットになります。

会場は市役所前のAlterマルクトと、その先にあるHeuマルクトになります。

まずは入り口の小人の可愛い門がお出迎えしてくれます。

ハインツェル・クリスマスマーケットは、いたるところに小人がいっぱいです。なぜなら、ハインツェルはドイツ語で「小人の姿をした家の精」という意味なんです。いたずら好きだけど、夜の間に仕事を片付けてくれたり、予言や警告をしてくれるとってもありがたい小人なのです。

小人は職人の仕事も手伝うので、クリスマスマーケットには、職人さんのお店もいくつかありました。中でも馬の蹄鉄を作りは、リアルな鍛冶屋さんを見れて、楽しかったです。

Heinzelsクリスマスマーケットの会場はかわいくて、まるでおとぎの世界に迷い込んだよう。「クリスマスマーケットはこうでなくっちゃ❣️」「はるばるドイツまで来た甲斐があった〜」と1人盛り上がりました。

クリスマスマーケットのお約束 グリューワインのカップをお持ち帰り

私のクリスマスマーケット訪問のお約束は、グリューワインのカップをお土産に持ち帰ること。コレクションもずいぶん集まりました(^^)

Heinzelsクリスマスマーケットでは、グリューワインとハッシュドポテトのアップルソースがけをいただきました。カップにはもちろん小人が描かれてします。

クリスマスマーケット感を盛り上げるアイススケートリンクも

Heinzelsクリスマスマーケットは、AlterマルクトとHeuマルクト、2つの会場からなっていますが、Heuマルクトの方にはとってもかわいいアイススケートリンクかあるので、お見逃しなく。小人さんたちがリフトで山を見立てた屋根に登っていきます。

ケルンのクリスマスマーケットは、会場ごとに違った表情があり、いずれもクオリティの高い会場ばかりでした。

「ケルンを見ずしてドイツを語ることなかれ」という言葉がありますが、ケルン大聖堂を堪能して、おまけにクリスマスマーケットを楽しめるなんて、11月末から1ヶ月間のケルンはとびっきりスペシャルなのです。クリスマスマーケット自体も本当に素敵でおすすめです。個人的には、訪れるべきクリスマスマーケットだなぁと思うのです。

こちらもお勧めです。