その他の海外旅行

チョイ住み in フィンランド

今日は、一昨年の夏フィンランドのヘルシンキで、女友達と2人でチョイ住みした時の思い出を書こうと思います。

ところでNHKの「チョイ住み」はおもしろいですね〜。私の大好きな番組の一つです。

「おじさん(だいたい私と同世代)とイケメンの若者が、外国の町で1週間ほど一緒に住んでみる」という、あの番組です。

最初はおじさんの方が経験豊富で若者をリードする

しかし日にちが経つにつれて"自分流"を変えられないおじさんと、どんどん新しい場所で変わっていく若者の立場が、いつの間にか逆転してくる

そして最後はおじさんがそんな若者に触発され変わっていく(おじさん涙、若者も涙)

だいたい毎回こんな感じです。(おじさんと若者の逆バージョンもあり)

一昨年Finnairで、トップシーズンなのに10万円を切る航空券を見つけた私は、夏の旅行の行き先をバルト2国とヘルシンキに決め、さっそく旅の旅程作りに取り掛かりました。

ラトビア、エストニアは、評価が高くてお手頃な値段のホテルをすぐに見つけることができたのですが、ヘルシンキはやはり北欧だけあって物価の高さは噂どおり。ヘルシンキには3泊する予定だったので、高いホテル3泊分はちょっと厳しい、だからといってトホホな宿に3泊もするのはもっと厳しい、というわけで、この時初めてアパートメントホテルに泊まってみようということになったのです。

利用したのは「SATO HOTEL HOME Kristianinkatu」。ヘルシンキのオールドマーケットから歩いて10分ぐらいの場所にありました。

ヘルシンキはトラムさえ乗りこなせれば、町中の移動に困ることはありません。乗り放題チケットも売っているのでsuicaのようにピッとするだけです。だから中心部の滞在でなくても不便ということはないのです。

さて本題のアパートメントホテルについてですが、

まずホテルと違ってフロントがありません。大きなマンションのうち、あるエリアをアパートメントホテルとして貸し出しているようです。なのでチェックインはなく、あらかじめメールで送られていたナンバーキーを使って部屋に入ります。

フロントが無いというのは最初は不安に思ったのですが、実はこれがすごく快適。ホテルの出入りの度にフロントに挨拶する必要がないのは気楽でした。なんせヘルシンキ滞在中は、マリメッコやARABIAのアウトレット、マーケットやスーパーに出かけたりで、アパートメントホテルに1日何度も荷物を置きに帰っていたのです。

そしてそんな風に過ごすうちに、しだいに自分の家から出かけたり帰ったりしているような錯覚にとらわれてきたのも、なんか嬉しかったです。

しかし何と言ってもアパートメントホテルの魅力は、広々とした部屋とお手頃な価格でしょう。8月なのに一部屋一泊1万円ちょっと。

物価の高いフィンランドと思えないお手頃価格なんです。

それから、ランチはレストランやカフェで食べて、夕食は部屋でという具合に過ごせたので、結果的には予算よりもずいぶんお金を使わずに済み、最終日には余った現金でアアルトのトートバッグを買うことができました。

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部屋には、キッチン、冷蔵庫、調理器具、食器、テーブルセット、ソファーセットなどがあり、本当に快適。基本的に掃除や洗濯も自分でするので、面倒くさがり屋の人には向いていないかもしれないけれど、お母さん経験ばっちりの私たちにとっては、そんなの朝飯前。それより何より嬉しかったのは、毎朝毎夕、スーパーや市場で買ってきた野菜やフルーツをいっぱい食べられたこと。実はフィンランドのイチゴはとっても甘いんです。なんでもフィンランドの夏は日照時間が長いので甘いイチゴが穫れるいうことなのです。びっくりしたのは、日本と違って、イチゴがそのまま山積みになって売られていること。スコップみたいなのででざーとすくって紙袋に入れるのです。そんなぞんざいな扱われ方にもかかわらずすごく甘いイチゴ、美味しかったな〜。

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夕食は近くのスーパーで買ったり、ヘルシンキ駅前のSTOCKMANというデパートのデリカテッッセンで買ったり。冷凍のスープをよく買いましたが、さすがZUPPA(スープ)がメイン料理になるお国柄、とっても美味しかったです。

毎晩ホームパーティーをしているような楽しさで、ついついワインを飲み過ぎてしまいました。

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ブログを書きながら、友だちと行った楽しいチョイ住み in フィンランドの旅を思い出してしまいました。

「今年の夏の旅は一人なんだな〜」としみじみ。

でも自分で決めた一人旅!楽しんでくるぞ!!